無金利カードローン 賢く借りて賢く返せばとってもおトク!
カードローンを無金利で利用するには?
金利とは、借りたお金に対して利息がいくらになるかを表すもので、お金を1年間借りた場合の「年率」をパーセンテージ(%)で示したものです。
金利はカードローン会社によって異なり、銀行系で3~15%、消費者金融系で5~18%となっています。
また、カードローン会社によっては、無金利サービスを提供しているところもあります。
このサービスを賢く利用すれば、返済金額を低く抑えることが可能となるのです。
無金利カードローン サービスの内容と適用条件とは?
無利息サービスがある銀行カードローンはコレ!
銀行カードローンで無利息サービスを提供しているのは、次の2社です。
・新生銀行カードローン レイク(レイク)
・ジャパンネット銀行ネットキャッシング(ジャパンネット銀行)
それぞれについて詳しく見てゆきましょう。
1)レイク
レイクの金利は4.5~18.0%です。
審査時間は、8時10分~21時50分(毎月第3日曜日は、8時10分~19時)の自動審査時間内であれば、その場で仮審査結果を確認することができ、インターネットでの契約なら、比較的短期間で口座に振込まれます。
無利息サービスは、契約時に「5万円まで180日間無利息」と「30日間無利息」の2つから選ぶことができ、契約日の翌日からサービスが開始されます。
無利息サービスの適用条件は、初めての契約時のみ利用が可能となっています。
2)ジャパンネット銀行
ジャパンネット銀行の金利は2.5~18%です。
審査時間は、ジャパンネット銀行普通預金口座があり、利用限度額が300万円までで、平日9時~14時受け付けの場合、申込みから最短で翌営業日に借入れ金が振り込まれます。
無利息サービスは、初回借入日から30日間利用でき、適用条件は契約後、一度も借入を行っていない場合のみとなっています。
無利息サービスがある消費者金融のカードローンはコレ!
消費者金融のカードローンで無利息サービスを提供しているのは、次の4社です。
・プロミス
・アコム
・アイフル
・ノーローン
それぞれについて詳しく見てゆきましょう。
1)プロミス
プロミスの金利は4.5~17.8%です。
審査時間は最速で30分、最短即日融資も可能です。
無利息サービスは、借入日の翌日から30日間利用できます。
無利息サービスの適用条件は、契約時にEメールアドレスの登録とWeb明細の利用を行った上でとなっています。
詳しくは、公式ホームページからご確認ください。
2)アコム
アコムの金利は3~18%です。
審査時間は、最短30分で審査回答があり、借入金の即日振込も可能です。
無利息サービスは、契約日の翌日から30日間利用でき、適用条件は、初回の借入で、かつ返済期日を35日ごとで契約した場合のみとなっています。
3)アイフル
アイフルの金利は4.5~18%です。
審査に必要な時間は、ネットで申し込み後、フリーコールへの電話で優先審査を受けられ、最短30分で完了します。
借入金の即日振込も可能です。
無利息サービスは、契約日の翌日から30日間利用でき、適用条件は、初回の借入で、かつ無担保キャッシングローンを利用の場合のみとなっています。
4)ノーローン
ノーローンの金利は4.9~18%です。
審査に必要な時間は、ネットで申し込み後、最短20分で完了します。
借入金の即日振込も可能です。
借入の翌日から7日間は無利息サービスを利用でき、適用条件は、完済後の翌月以降であれば、無利息サービスの再利用が可能となっています。
カードローン会社が金利0円で貸してくれる理由とは?
カードローン会社が、初めての契約者限定で金利0円サービスを提供する理由は、新規顧客の獲得です。
「カードローンは金利が高い」「自分とは関係ない」などと考えている、無関心な層へ向けて無利息サービスを宣伝することで、試しに使ってみようかと考え、新規に契約する人が増えます。
そして、キャッシングを利用した後もカードは手元に残るため、今後急な出費の際などにわざわざ他のローンを利用するより、手元のカードを再利用する可能性は高くなると見込まれます。
さらに、無金利とはいえキャッシングを1度でも利用した後では、カードローンに対する抵抗感は少なくなっていると考えられ、気軽に再利用してもらえることも期待できるのです。
金利0円サービスは、カードローンへの抵抗感を取り去り、新規顧客をリピーターへと促すための布石ともいえるのです。
厳重注意!無金利カードローンはいつから利用できる?
無利息期間の開始日には、注意が必要です。
契約日翌日から開始される場合、借入が遅れるほど無利息期間が減ってしまいます。
プロミス・ジャパンネット銀行・ノーローンは借入日の翌日からの開始ですが、レイク・アコム・アイフルは契約日翌日からの開始となります。
新規契約翌日から30日以内に借入れしないと、レイク・アコム・アイフルでは無利息サービスは利用できなくなるのです。
また、利息が発生するのは無利息期間が終了した次の日からですが、無利息期間中に返済日がある場合は、特に注意しなければなりません。
うっかり滞納してしまうと、無利息期間は即終了となり、翌日から利息が発生します。
さらに、返済日の翌日以降分の遅延損害金も追徴されてしまうのです。
無金利カードローン いくらまで無利息で借りられるの?
無利息サービスで借入が可能な金額の上限は、カードローン会社によって異なります。
プロミス・アイフル→500万円
アコム→800万円
ジャパンネット銀行→1000万円
レイク→180日間無金利:200万/30日間無金利:500万円
ノーローン→300万円
ただし、消費者金融系のカードローン会社の場合、貸金業法による総量規制の対象となり、原則として個人の借入総額が年収の3分の1までに制限されます。
したがって、カードローン会社の上限額いっぱいまで借入できるとは限らないのです。
無金利カードローンVS低金利カードローン 徹底比較!
低金利で定評のあるカードローンとして、住信SBIネット銀行のMr.カードローン プレミアムコースを見てみましょう。
金利は年0.99~7.99%で、10万円~1200万円以下まで利用できます。
驚きの低金利ではありますが審査が厳しいため、学生や主婦、アルバイトの方は利用できません。
また、同じMr.カードローンのスタンダードコースの金利は、10万円~100万円以下の借入で年14.8%となります。
プレミアムコースとスタンダードコースは審査によって決められ、自分では選べません。
低金利ローンは一般のカードローンに比べて低い金利となっています。
しかし、カードローンでよく利用されている借入額である100万円以下の場合、上限金利が適用されるため、実際には思ったほどには低金利のメリットを受けられないのです。
また、借入期間が短い場合、無金利サービスを利用できるカードローンなら、30日間は無利子での借入が可能となるため、実際に支払うべき利息は大幅に削減できます。
まとめると、長期・高額の借入の場合には、低金利カードローンが有利となり、短期・低額の借入の場合には無金利サービスを利用できるカードローンが有利となります。
また、低金利ローンは審査が厳しいというデメリットがあります。
低金利カードローン会社で審査が通らなかった場合、本来なら審査を通過できたはずの他社からも融資を断られることがあるので、審査不安がある方は注意が必要です。
無利息期間に完済できるなら利用価値はMAX!
すぐに返済できる目処がついているなら、無利息カードローンのメリットを最大限に享受することができます。
例えば、自分の預金を引き出す際にATMを時間外に利用すれば、108~216円の手数料が発生します。
このとき、無利息カードローンを利用すれば、手数料は発生しません。
無利息期間内に返済が可能であれば、無利息カードローンのメリットは最強だといえます。
ただし、無利息期間中に返済日が到来した場合、最低返済額以上の返済が必要となります。
これは、残高に応じて返済額が変更されるためで、無金利期間中に追加で借入を行った場合にも、注意が必要となります。
なお、無利息期間中は、返済額の全てが元金に充当されます。
無金利カードローン フル活用しないと損!
メリットがいっぱいの無金利カードローン、賢く使えば本当に便利でお得です。
無金利期間を最大限に活用し、期間内に返済できるようにすることで、メリットをフル活用できます。
契約前にしっかりと計画を立て、準備を行いましょう。
また、短期・低額の借入の場合も、無金利期間のおかげで支払うべき利息総額を圧縮することができます。
金利の数字だけでは測れない、無金利カードローンの実力。
とっさのときのため、覚えておいて損はないはずです。