銀行からの借り入れは私でもすぐにできる?審査は厳しい?

銀行からお金を借りるときは、大きく分けて2種類の借り方があります。

使途が決まっているローン

1つ目が、借りる目的とお金の使いみちが明確な借り方です。
住宅購入やリフォームに利用できる住宅ローン、自動車の購入資金や車検費用のためのマイカーローン、学校の入学や進学などの費用に利用できる教育ローンは、借りたお金の使いみちが融資の条件として限定されています。

自由な使いみちの銀行カードローン

銀行でお金を借りる場合のもう1つの方法が、さまざまな生活設計の資金として用途を定めず、自由に利用できるカードローンです。

  • 普段のショッピングや飲み会の費用
  • 入試でまとまった金額が必要
  • 相続税や贈与税の支払いで手持ちの現金ですぐに支払えないとき
  • ボーナス支給日直前の海外旅行

などなど、その他の急な出費の際などいろいろな用途に利用することできます。
借りる額も数万円の少額からも可能ですが、お金を借りる以上審査はあります。
銀行の審査と聞くと不安もありますが、申込の前に審査に通るかどうかの目安を診断してくれる場合もあります。
例えば、新生銀行カードローン レイクや、関東に居住・勤務している方が対象のちばぎんカードローンは事前診断をしています。

ただし、一定の使いみちによっては融資が認められないこともあります。たとえば、事業の赤字を補填するためだったり、新たな投資をするという目的の場合には銀行によっては借りることができないことがあります。カードローンの使いみちの制限がある場合は、各銀行カードローンの商品概要説明書の使途の項目に記載がされています。

 

個人で銀行からお金を借りるなら担保不要の銀行カードローンがおすすめ

給料日前のショッピングなどで急な出費が必要なときは、銀行カードローンでのキャッシングがおすすめできます。
住宅ローンのように担保や保証人を立てる必要もなく、早いところでは申し込んだその日に必要な現金を受け取ることができます。それも、銀行のATMからお金を引き出すことができるので、コソコソと家族や知人にバレないように隠れてお金を借りに行く必要もありません。
あと重要なのは、金利です。長期間まとまった額を借入することを視野に入れているなら三井住友銀行カードローンのような銀行ならではの金利の銀行カードローンがおすすめです。
一方、少額借り入れで返済も期間がかからない予定の方は30日間無利息、もしくは5万円まで180日間無利息の新生銀行カードローン レイクがおすすめです。

 

銀行カードローンの安心感!

消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用を考える人もいますが、「金利が高いのでは?」「万が一返済が遅れたときには怖い取り立て屋さんが来るのではないか?」など、不安を抱く人も多くいます。その点、
銀行カードローンであれば、銀行が直接運営しているという信頼性の高さによる安心感があります。
ノンバンクからの現金融資と比べて、銀行カードローンの金利は低い傾向にあります。当初は早く返せる予定だったとしても、出費が重なって返済が長期化するようなとき、金利が高めの消費者金融からの借り入れだと結局は銀行カードローンのおまとめローンなどを申し込むケースも多いのです。
急な出費が必要なときは、最初から金利も低く安心な銀行カードローンを利用することが賢い選択といえます。

 

一度銀行カードローンを申し込んでおくと、海外旅行でまとまった現金を手元に置いておきたいときなどに増額を申請することもできます。初回の希望限度額は審査が通りやすいように少額にしておいて、借入をしたときに返済プランに沿って着実に返済実績を積み重ねることで増額審査に備えることができます。海外での急場の現金調達にはクレジットカードのキャッシング枠を利用する人もいますが、金利は消費者金融同等に高いため、あらかじめ銀行から融資を受ける方が賢明です。

 

人気の銀行カードローン

三井住友銀行カードローン

ここでは、三井住友銀行カードローンの特徴について説明します。

 

三井住友銀行カードローンの限度額は10~800万円です。某大手消費者金融の最高借入枠500万円と比べても、安定経営の銀行ならではの限度額といえます。

 

気になる金利は極度額100万円ごとに細かく設定されていて、多くお金を借りる人ほど低金利が適用されます。
極度額100万円以下の金利が一番高く年利 12.0%~14.5%、極度額700万円超800万円以下の金利が一番低く 年4.0%~4.5%となっています。
金利についても、消費者金融の最高金利は18%であるのに対して、三井住友銀行カードローンは年14.5%と比較的低い金利設定がされています。

 

便利な返済方法

返済方法には、ATMでの返済・振込での返済・口座振替の3種類が用意されています。

 

利用できるATMも三井住友銀行ATMだけでなく、ローソンATM、E-netのATM、セブン銀行のATM、ゆうちょATMがあります。
借り入れするときだけでなく返済時の手数料も無料です。
毎月、5・15・25日、月末の4回のうちから都合のよい支払い日を指定することができます。

 

返済金額も月に1万円ずつなど、利息金額以上であればお好きな金額を指定することができます。
早く返済をしたいから、毎月5日に1万円ずつ返済をして、給料日の25日には5万円をまとめて返済するという方法など、ご自分の返済しやすい方法にカスタマイズすることができるので便利です。

 

ATM手数料がお得!

三井住友銀行カードローンで借りる大きなメリットの1つは、借り入れのときだけでなく、返済時も所定のATM手数料が無料であることです。

 

全国の三井住友銀行カードローンに加えて、ゆうちょATM、イーネットATM、ローソンATM、セブン銀行ATMの利用手数料と時間外手数料は常に無料で、借り入れと返済がお好きなときにいつでも可能です。
ファミリーマート、ローソン、サークルKサンクス、ミニストップなど、大手コンビニに設置のATMも、ほぼどこでも手数料が無料で利用できます。

 

地方のへんぴな場所にある旅行先で現金が足りなくなってしまったときなど急な入用の際や、臨時収入が入ったときに使ってしまわないうちに早く返済してしまいたい!というときにも役立ちます。
全国のコンビニ提携ATMから利用手数料無料で借りたり返せたりできるという利便性は、三井住友銀行カードローンならではの魅力です。

 

口座の開設不要

銀行カードローンであるにもかかわらず、三井住友銀行カードローンは口座を持っていない場合でもお申込みが可能です。

 

 

ネット申し込みが便利

三井住友銀行カードローンの申込み方法には、インターネット・ローン契約機(ACM)・電話、インターネットバンキングと6種類の方法が用意されています。
利便性が高いのはネット申込で、パソコンやスマートフォンから場所や時間帯を選ばずいつでも申し込みができます。
申し込み方法も簡単で、フォーム入力をして送信するだけです。
そこからすぐにローン専用カードをローン契約機で受け取れば、ATMから現金を引き出すことも可能です。

 

三井住友銀行カードローンをおすすめする理由をまとめると、対応が早い、便利な銀行カードローンの代表格といえるからです。

三井住友銀行カードローンについて詳しくはこちら

 

銀行からの借入|カードローンの審査は厳しい?

銀行から借り入れをする際の審査は、かつてはたしかに厳しいとされていました。しかし、ここ数年で状況は大きく変わりました。
消費者金融の審査を通る人であれば、銀行カードローンの審査も通る可能性が十分あります。
その理由は、2006年のグレーゾーン金利撤廃問題により多くの消費者金融が経営難に陥り、手を差し伸べたのが銀行だったという背景を知ることで見えてきます。大手消費者金融を傘下に入れた銀行は、銀行カードローンの審査を子会社化した消費者金融に実質的にさせているところも少なくありません。そうはいっても、銀行カードローンは銀行ならではの金利な分、審査基準は消費者金融と比べて高くなることは否めません。
ですが、安定した収入を得ていて、返済の計画も十分に立つ状態なら大きな心配は不要です。

 

それでは、銀行カードローンの審査が通るには、具体的にどのような条件があるのでしょうか?
審査において見られるポイントを挙げます。

 

銀行カードローンの審査のポイント

・年齢が比較的若い
・安定した収入がある(年収200万円以上が目安)
・他社の借り入れがない
・今までにローンなどの返済の遅れがない
・勤務年数が長い
・安定した収入がある配偶者や親と同居
・持ち家または実家暮らし

融資の対象年齢か確認!

年齢に関しては、若ければ若いほどいいというものでもありません。特に勤続年数も半年以下の若い人だと、仕事を突然辞めて収入が途絶えてしまうリスクも高いとされることがあります。60代前半でも勤続年数が長ければ、退職金も高額が予想されるため返済可能と判断されることもありますが、融資には対象年齢があるので、50代後半くらいの場合には、まずは融資の対象かどうか確認しましょう。。

安定した収入があるかどうか?

収入の目安は、200万円が基準、400万円以上であれば高得点と考えられています。
高収入である必要はなく、毎月返済していくことが可能な安定収入があることが審査において重視されます。
重要なのは、収入と借入額とのバランスです。アルバイトなどでも、十分返済可能な借入額なら融資を受けられる可能性があります。

過去に返済の延滞や債務整理がない

銀行借り入れがしたいけれど、過去に債務整理をしているので審査が通らないのではと心配される人もいます。債務整理には自己破産や個人再生などがあります。
このような金融事故の情報が載っているうちは、申込をしても審査に通ることはないと考えて良いでしょう。

 

銀行と消費者金融!銀行からの借入がおすすめなのは?

必要なお金の借入先を選ぶときは、銀行と消費者金融の2択であることが一般的です。それぞれにメリット、デメリットがあるので、自分の状況に合う融資先を選択して利用するとよいでしょう。

 

消費者金融と比べて、一般的に挙げられる銀行カードローンのメリットは7つあります。

 

銀行カードローンのメリット

①金利が低い
②最高限度額が高い
③年収の3分の1を超える借り入れやおまとめローンが可能
④専業主婦でも借り入れの申込が可能
⑤銀行のATMでお金が借りられる
⑥普通預金のキャッシュカードでお金が借りられる
⑦銀行の安心感がある

 

銀行ならではの金利

銀行によって若干ちがいはありますが、上記の7点が主な銀行カードローンに共通したメリットです。銀行カードローンでは、消費者金融と比べて金利は低く設定されています。借り入れ金額が少ないと金利は上がりますが、それでも15%程度を上限としています。対して、消費者金融の金利は18%であることが通常です。現行の出資法の借入額10万円未満の上限金利は20%、10万円以上100万円未満は18%、100万円以上は15%と定められています。消費者金融ではそもそも100万円を超える融資はほとんどなく、10万円未満の枠のみに適用される金利を設けている消費者金融も大手ではありません。グレーゾーン金利の撤廃により、消費者金融もかつての上限金利29.2%と比べると相当低くなりましたが、それでも銀行カードローンの方がさらに金利は低い傾向にあります。

参考として、三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」の金利は年4.6%~14.6%、オリックス銀行カードローンは年1.7%~17.8%、消費者金融SMBCモビットは年3.0%~18.0%、消費者金融アコムは4.7%~18.0%の金利設定がされています。

 

銀行カードローンは総量規制の対象外

また、銀行には総量規制が適用されないことも借り手にとって利点です。消費者金融は年収の1/3を超える融資ができないという法律の定めがありますが、銀行の場合はこの法律の適用を受けません。そのため、借りる本人に収入がない専業主婦であっても、銀行カードローンは申し込みが可能なのです。ご主人に安定した収入があれば、審査に通る可能性は十分あります。
しかし、銀行によっては専業主婦をカードローン融資の対象としていないので、専業主婦の場合には借入先をより慎重に選ぶ必要があります。
専業主婦も申込可能な銀行カードローンとしてスルガ銀行カードローンが挙げられます。

 

銀行キャッシュカードでも借入可能な場合も

銀行カードローンでの借り入れを選択する人が銀行を選んだ理由として挙げることの多いのが、借金を内緒にしている家族にばれにくいという点です。一般的に消費者金融では、お金を借りるためのローンカードの発行が必要ですが、銀行は普通預金口座のキャッシュカードで代用できることが多いです。そもそもローンカードを発行しないこともできるので、財布の中を見られてしまって借り入れがバレるという心配がありません。融資を受けたお金も銀行の通常のATMから引き出すことができるため、知り合いや友人に見られないように遠くまで行ってコソコソ借りるといった心労も時間のロスもないのです。

 

貸金業法・総量規制に関する参考元ページ

貸金業法の概要について

 

おまとめ・借り換えなら銀行がおすすめ

いつの間にか借入先が増えてしまって、複数の会社への毎月の返済が苦しくいという悩みがあると、神経をすり減らしてしまいます。毎月一定の安定した収入が確保されていれば、銀行のカードローンでおまとめするのがおすすめです。月々の返済額が減るため、経済的にも気持ち的にも負担が軽くなり、安心して返済していくことができます。

 

おまとめローンとは、複数の消費者金融などから借り入れをしている方向けのカードローンです。複数の消費者金融などからの借り入れを銀行で1本化することで、それまでのローンの金利よりも低い金利にすることができます。また、毎月の返済金額を低くすることができるというメリットがあります。

 

消費者金融には、借り入れする人本人の年収の3分の1までしか融資ができないという法規制があります(総量規制)。ところが、銀行にはこの規制が適用されないので、世帯全体の収入や職業、居住形態なども総合考慮の上、高額の融資を受けることも可能なのです。

 

何万円以上なら銀行カードローンが良い?

意外に思うかもしれませんが、少額の借り入れであっても銀行からの借り入れは金利上のメリットがあります。一般的に銀行カードローンでは金額の大小にかかわらず、消費者金融よりも低い金利の融資を受けることができます。

 

かつての銀行ローンには、まとまった金額を借りるから金利が低く、審査にも時間を要するという実態がたしかにありました。しかし、2006年のグレーゾーン撤廃により消費者金融の規制が強化されたことを背景に、各銀行はカードローン事業の強化に乗り出しました。現在では少額でも銀行ならではの金利で、融資を受けることが可能になっています。

 

そして、銀行カードローンの強みが高額融資も対応可能であることです。最高限度額が1000万円の銀行カードローンも、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行、そのほか横浜銀行など地方銀行が対応しています。銀行は消費者金融のような、収入の3分の1までしか融資ができないという総量規制の適用を受けないため、こうした高額融資も可能なのです。

 

銀行カードローンでは限度額に応じて、金利が設定されています。借入額が多くなるほど、金利が低くなります。少額融資ほど金利は上がるとはいえ、最低限度額でも金利が15%程度に抑えられているものが多く、限度額が上がれば上がるほど金利も下がっていきます。高額の借り入れになると、金利も4.0%程度とかなり低くなります。

 

一方の消費者金融の金利は、借入額が少額の場合金利は18%であるところが多いです。
これは、10万円以上100万円未満の借り入れに対する法定利息の上限が18%であることが理由です。
また、いままでカードローンを利用したことがないと返済の実績ももちろんありません。高い限度額で融資を受けるには、収入の面以外にも返済に実績があり、信用があることが求められます。
融資額が100万円以上になると、上限金利は15%になりますが、これは銀行で借りた場合の少額融資と同程度の金利です。つまり、お金を借りるときは少額であっても高額であっても、銀行カードローンから借りた方が金利で得をするのです。

 

消費者金融|プロミスのメリット

プロミスのおすすめポイントは何と言っても最短で即日審査・即日融資も可能という素早い対応です。※1
さらに、初めてプロミスを利用する方限定で30日間無利息サービスを行っています。※2
できるだけ早く借りたい方初めてプロミスから借入をする方にはとてもオススメのカードローンです。
Web申込もできるので、店舗に来店することなく申込も借入も完了できる点も人気です。

プロミスのお申込みはこちら

 

※1 平日14時までに契約完了が必要になります。
※2 メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。

 

銀行カードローンと比較して消費者金融はどう?

銀行カードローンと比較しての消費者金融のメリットは、無利息期間が設けられているなど、借り手目線のサービスが豊富であることが挙げられます。
消費者金融プロミスでは、初めての方なら申込時のe-mailアドレスの登録とWeb明細を利用するだけで、最初の30日間の利息がゼロになるというサービスを展開しています。30日以内に追加の利用があった場合も、無利息の対象になります。次の給料日に無利息で全額返済できるという人にとっては、必要な金額だけを借りて1円も余分な利息を支払わないということも可能です。

 

また、プロミスには来店不要で即日融資が受けられる、web完結も対応可能です。24時間申込が可能で、審査回答後すぐにwebで振り込みによる融資を受けることができます。世間体から消費者金融の利用を知り合いに万が一にもバレたくないという人は、カードレス来店不要で融資が受けられるプロミスのweb完結※システムは重宝します。来店して自動契約機や店頭窓口で融資を受けることも、もちろん可能です。

※対象金融機関は200行以上あります。

 

銀行と業務提携をしている消費者金融も多く、その場合には提携銀行のATMでお金を借りたり、返済することも可能となります。三井住友銀行と業務提携の関係にあるプロミスでは、借りるときも返すときも、三井住友銀行のATMを手数料無料で使うことができます。

 

一般的に銀行カードローンは、融資を受けるためには口座開設が必要であったり、銀行口座がなければ受けられないサービスがあります。口座開設が必要な場合は、申し込みのその日に融資を受けることも難しくなります。消費者金融にはそうした煩わしさがなく、常にスピーディーな融資と多彩なサービスを受けることができます。

 

審査についても、銀行カードローンよりはやい場合が多いので、すぐに審査結果を知りたい方にはありがたいでしょう。
銀行は金利が低い傾向にあるため、審査では借入金を返済をしていく能力があるかどうかの判断基準が厳しい傾向にあるのです。

 

万が一返済が滞ると怖い人が違法な取り立てに来るといった心配は、現在の合法な消費者金融にはまず不要です。ネット上の債務整理体験談などでも、大手消費者金融で違法な手段による取り立てが行われたというものは見受けられません。2006年の賃金業法の改正により、出資法上の上限金利は20%に引き下げられて、資本力の弱い約9割の消費者金融が撤退、廃業したといわれています。その後も、総量規制の導入により消費者金融の規制は強化され、現在では大手消費者金融のほとんどが銀行の事実上の傘下にあります。いわゆる、銀行系カードローンとは、このような銀行がバックにある消費者金融のことを指します。つまり、今では消費者金融のほとんどは銀行がバックアップしているので、かつてのサラ金のイメージは払しょくされたといっていいでしょう。

 

カードローン以外で銀行からお金を借りるには

銀行カードローンで借りたお金の使い道は原則自由となっていますが、申し込みの際に、借りたお金の使用用途に関する簡単な質問があります。
この質問への回答で、事業用の資金としての借り入れであることが判明すると、審査が通らなくなる可能性が高いです。
事業性資金と明確に書かなくても、店舗の改装費用なども事業用の使途とみなされます。基本的にカードローンでは、用途自由の原則の例外として事業用は除くとする規定を設けているのです。

事業性資金の借り入れを希望する場合は、別に事業用の銀行融資が用意されています。事業用の融資は上限1億円など金額が大きい上に、会社が潰れると銀行は債務を回収することができなくなる可能性が高いため、事業用ローンの審査は厳しくなっています。その分、借入利率はカードローンよりもかなり低くなります。
また、個人の銀行カードローンと同じ感覚で使える、事業性資金用の銀行カードローンを用意している銀行もあります。
スルガ銀行のイービジネスダイレクトカードローンは、用途を事業性資金に限定した法人や個人事業主向けのカードローンです。利用限度額は300万円が最高なので通常の事業用ローンよりはだいぶ低額ですが、その分必要なときにいつでもカード1枚で借りることができ、利息も借りている間だけしかつかないので利便性は高いです。

 

ビジネス目的で借りる|銀行からの借入の基礎ポイント

法人や個人事業主で、売上金が入金されるまでの当面の資金繰りに苦しいときは、法人・事業主向けの銀行ローンを利用することができます。最高融資額も個人の銀行カードローンよりもはるかに高く設定されており、借り入れ利率は最低2%程度になることもあり、高額になりがちの事業資金用の融資に対応したローンです。

 

金融機関によって若干異なりますが、利用資格は概ね次の3点です。
①事業を起こしてから2年以上経っていること。
②最新決算期において、債務超過でないこと(貸借対照表の純資産の部がマイナスであること)。
③税金の未納がないこと。

 

事業資金用のローンの申し込みは、電話予約の上、銀行窓口に来店しての手続きが通常です。申込時の必要な書類は主に、最新の税務申告書(原本)、最新決算期の納税証明書、商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書、発行3ヶ月以内のもの)があります。実際の借り入れにあたっては、別途必要な書類も出てくるでしょう。

 

代表取締役の連帯保証が必要である場合が多いです。これは、会社が万が一倒産しても連帯保証人から返済をしてもらうことを可能とするためです。また、別途担保を差し入れることで、借り入れ可能額が3億円程度まで可能となる仕組みを設けている銀行もあります(三井住友銀行のビジネスセレクトローン)。

 

銀行で事業資金の融資を受けることは、比較的金利が低いがゆえに審査も厳しいのです。中小零細企業だと経理専任者がいることもまれであるため、審査で重視される決算書の作成にも自信がないということが多々あります。事業用融資を銀行から受けるための交渉術のセミナーも税理士事務所などが主催で開催されているので、チェックするとよいでしょう。

 

総合口座の自動融資

総合口座とは、「普通預金口座」と「定期預金口座」の2つが1つになった口座です。
普通預金口座と定期預金口座を1つの通帳で管理できるだけでなく、「当座貸越」といった自動融資サービスも利用できます。さらに、総合口座に付随して利用できるサービスに個人向け国債の取引ができるものもあります。広島銀行のダイレクトバンキングサービスでは、インターネットバンキングで個人向け国債の取引ができます。

 

自動融資サービスとは、定期預金を預けている、あるいは国債・地方債などを購入しているといった条件を満たしていることにより、定期預金や国債等を担保として自動的に融資がされるものです。どのようなときに自動的に融資がされるかというと、たとえば光熱費等の銀行引き落としが普通預金の残高不足でできない場合や、自分で普通預金口座からお金を引き出す際に残高が足りなかった場合です。ゆうちょ銀行でも、国債を保持していて通常貯金を利用していれば、国債を担保とした自動貸付けを行っています。

 

冠婚葬祭での急な出費が重なって普通預金残高が減ったときなど、ピンチのときに重宝するサービスです。定期預金を崩す必要なく、自分の貯金等を担保にお金を借りるので安心感があります。いざというときは、担保で支払うことも可能なので「返済できるだろうか」という不安もありません。自動融資された分には利息がつきますが、2%程度のところが多く通常のカードローンの金利とは比較にならない程の低さです。

 

自動融資サービスは事前の申し込み不要で付加されたサービスであることが多いため、「残高不足のはずなのになぜだろう」と不思議に思う人もいます。仕組みを理解しないで通帳記入もしないでいると、まだ普通預金にお金が残っていたのかもしれないと勘違いして定期預金の分を使ってしまうという事態も生じることがあります。自動融資の利息は低率とはいえ、貸越限度額を超えた分については14%程度に急増するといったこともあるので、注意が必要です。

 

銀行から借入する方法まとめ

銀行カードローンで借り入れをする場合は、パソコンやスマートフォンからのインターネット申込、電話、窓口、郵送、ローン契約機など多彩な申込方法があります。
1番人気があるのは、時間と場所を選ばず24時間365日申込が可能なネット申込です。
銀行によっては、平日に限らず土日祝日も審査をしているので、即日融資も可能なカードローンは複数あります。

 

ネット申込の場合の手順は、以下の通りです。
①申込フォームに必要事項を記入して、送信ボタンを押します。
②審査の回答を待ちます。銀行によって、営業時間内の申し込みには最短30分程度で審査をしてくれます。
③審査が通れば、既に普通預金口座のキャッシュカードを持っていれば通常すぐにATMで現金を引き出せます。
④口座開設不要のカードローンでは、最寄りの自動契約機でカードを受け取った後はATMで融資を受けられます。
※銀行によっては、カードの受取は郵送と指定されているところや即日融資ができないカードローンもあります。

 

必要書類としては、運転免許証や健康保険証といった本人確認書類は必須です。一部、不要の銀行もありますが、カードが郵送受取など所定の条件があります。また、源泉徴収票や納税証明書といった収入証明書類は、希望の借入限度額が200~300万円など銀行が規定する金額の一定以下であれば必要ありません。

 

お金を借りたいとき、銀行カードローンを選択すると次のようなメリットがあります。
・銀行ならではの金利で負担が少なく借りられる
・総量規制が適用されないため、年収の3分の1を超えるおまとめローンといった融資を受けることも可能
・銀行のキャッシュカードで銀行のATMから手数料無料で借り入れ、返済ができるものが多い
・少額の借入でも銀行ならではの金利で融資が受けられる
・カードローン専用のカードを発行しないこともできるので、借り入れを家族に内緒にしやすい
・銀行ATMを利用するので借金を人に知られてしまうというリスクが低い
・社会的信用性がある銀行が借入先という安心感

 

銀行の広いネットワークと高い信頼性ゆえに、享受できるサービスが多くあります。
利息が低いということは大事なことで、同じ返済をしても借入元本が減る率がちがってくるため、返済期間も短縮され精神的負担も軽くなります。
以前の銀行ローンには、審査に時間がかかる、審査がとても厳しいといったイメージがありましたが、現在では消費者金融に引けを取らない審査対応をしている銀行もあります。
ここ数年で銀行はカードローン事業を強化したため、急ぎの融資を必要としている人にとって金利というメリットだけでなく、利便性と質の高いサービスも受けられるようになっています。

失敗しない!カードローン選びレッスン

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