アイフルって返済しやすい?返済できない状態に陥らないコツ
アイフル、プロミス、アコム…返済しやすいのはどこ?
現在、アイフル、プロミス、アコムなど、大手のカードローン会社がいくつもあり、学生やアルバイトの方などでも手軽に安心してキャッシングの申し込みができるようになりました。しかし、どのカードローン会社で融資を受けても、必ず借入後に必要になるのが返済です。カードローン会社を決めるポイントとして、借入のしやすさと同じように大切なのが、返済のしやすさです。では、返済のしやすいカードローン会社はどのように選べばよいのでしょうか?実は、返済のしやすいカードローン会社を選ぶためには下記のようなポイントがあります。
- 最低返済金額
- 完済までの各業者の返済回数
- 無利息期間サービスがあるかどうか
以上の3つを判断基準にし、申し込みの前にしっかりチェックしておくことをおすすめします。
しかし、この3つのポイントってイマイチよくわからないし、色んな会社を比較するのはめんどうだし...。という方のために、今回は大手消費者金融会社の返済のしやすさについて詳しく調べてみました。
毎月の最低返済額をチェック!
最低返済金額って何?
最低返済金額とは、一定期間のサイクルでやってくる返済期日に返さなければならない最低限の金額のことです。別名ミニマムペイメントとも呼ばれており、この最低返済金額が少額であればあるほど、月々に最低でも支払わなければならい金額は低額になります。
返済が遅れるとどうなる?
消費者金融で取引を開始し、月々の返済が遅れてしまった場合、返済する金額に「遅延損害金」というものがプラスされます。遅延損害金はいわゆる迷惑料のようなもので、返済期日から遅れた日数分だけ発生するしくみになっています。そして、滞納が何度も続くようであれば、カード会社からの信用を失い、限度額が低くなる可能性もあります。また、最悪の場合、金融機関の共通の情報である、信用情報にも返済遅れの履歴がしっかり残ってしまいますので注意が必要です。返済日を過ぎても支払いができない場合には、事前にカードローン会社に相談の電話連絡を入れておくことが大切です。
返済遅れ:アイフルの場合
アイフルで月々の返済が遅れた場合も、他の消費者金融と同様に、遅延損害金が発生します。アイフルの場合遅延損害金は20%に設定されており、通常の最高金利18%を2%も上回る金利がついてしまいます。また、督促の連絡が自宅や勤務先などに電話や郵送などでくる場合もあるので注意が必要です。そのため、返済期日までに返済することが非常に重要にはなりますが、もし、どうしても遅れてしまう場合には、返済日前にアイフルの利用者専用ダイヤルに電話して、返済が遅れそうなことを必ず事前に連絡することが大切です。
各業者の毎月の最低返済金額
最低返済額と一言でいっても、実は最低返済額は各社でそれぞれ金額が違います。
アコムでは返済方法に定率リボルビング方式という、借入残高にアコムが定める借入条件である「一定の割合」をかけた返済金額をリボ払いで返済していく方式を採用しています。そのため、毎月借入残高が変わるごとに返済額も変わるというしくみです。そして最低返済金額ですが、
- ~5万円で3000円
- ~10万円で3000円
- ~30万円で13000円
- ~50万円で15000円となります。
プロミスの場合、残高スライド元利定額返済方式を採用していると公式ホームページには掲載されていますが、実際にはアコムの定率リボルビング方式と同じ方式になります。
最低返済金額は
- ~5万円で2000円
- ~10万円で4000円
- ~30万円で11000円
- ~50万円で13000円となります。
アイフルでは、借入後残高スライドリボルビング方式という、毎月の借入残高によって返済額が決まるスライド方式とリボ払いを組み合わせた方式を採用しています。
最低返済金額は
- ~5万円で4000円
- ~10万円で4000円
- ~30万円で11000円
- ~50万円で13000円となっています。
SMBCモビットは借入後残高スライド元利定額返済方式を採用しており、
最低返済額は
- ~5万円で4000円
- ~10万円で4000円
- ~30万円で11000円
- ~50万円で13000円となります。
新生銀行カードローンレイクは残高スライドリボルビング方式という銀行系のカードローン会社がおもに採用している、借入残高に対して最少返済額が変わっていくという返済方式を採用しています。
最低返済額は
- ~5万円で3000円
- ~10万円で3000円
- ~30万円で7000円
- ~50万円で12000円となっています。
「アイフルなど消費者金融で、なかなか返済できない…」のは返済額のせい?
返済額が少ないことのメリットとデメリット
毎月の返済額が少ないと、一見お得なようにも感じてしまいますが、しっかりとメリット・デメリットが存在します。まずはメリットですが、これはすぐに分かる通りひと月の返済金額が少なくて済むため、生活費の中でも負担になりにくいという部分です。そして、デメリットですが、返済額が少ないと、月々の利息ばかりが支払われて、元金である借金がなかなか減りにくいということがあげられます。
返済額が少ないと元金の減り方が遅い
デメリットでも説明した通り、返済額が少ないと、元金の減り方が遅くなります。これは極端な例ですが、30万円を18%の利率で借りた場合、月々に4500円程度の利息が発生しますが、月に返済する額が5000円だった場合、500円しか元金が減っていないということになります。この結果月々の支払額が低くても、なかなか完全返済ができないというデメリットがあります。
アイフルの返済シミュレーションを使ってみる
このように、月々の返済金額を小額にすると、月々の負担が少ないというメリットがあっても、元金がなかなか減らないというデメリットも存在します。このため、実際に自分が月々いくらを払ったらどのくらいの期間で返済ができるのかということをしっかりと把握しておくことも大切です。アイフルの公式ページでは、返済をシュミレーションできる「一秒診断」があります。返済の大まかな目安が知りたい方は、一度試してみることをおすすめします。
完済までの返済回数をチェック!
こんなに違う!各業者の支払利息
それでは、大手5つのカードローン会社でそれぞれの最大利率で同じ金額を借入れ、月にカードローン会社それぞれ先程述べた最低金利額で毎月返済していった場合、返済の回数にはどのような違いがあらわれるのかを見てみましょう。
【借入金額が5万円の場合】
アコム20回、プロミス30回、アイフル15回、SMBCモビット15回、新生銀行カードローンレイク20回
【借入金額が10万円の場合】
アコム24回、プロミス36回、アイフル32回、SMBCモビット32回、新生銀行カードローンレイク60回
【借入金額が30万円の場合】
アコム29回、プロミス36回、アイフル36回、SMBCモビット36回、新生銀行カードローンレイク67回
【借入金額が50万円の場合】
アコム47回、プロミス60回、アイフル58回、SMBCモビット58回、新生銀行カードローンレイク65回
支払い回数が多い分利息も…
基本的に1回の支払額が低額で、支払い回数が多い場合、ほとんど利息を払っているような形になり、借入している元金がなかなか減りません。低額で支払い回数の多い返済方法では、高額で支払い回数が少ない返済方法と比べて、利息が余分にかかってしまいます。
アイフルの返済シミュレーションを使ってみる
このように、返済回数に伴って、1回の支払額が低額で月々の負担が少なくても、完済までの総支払額で考えると、利息が高くつき、返済総額が高額になってしまう場合があります。そのため、無理のない金額でなるべく返済回数を減らして返してくことがポイントです。そんな時に、アイフルの公式ページにある返済シュミレーションを使用すると、返済の具体的な回数や1回の返済の金額、返済総額などがシュミレーションできるため非常に便利です。無理のないスムーズな返済のためにも利用してみることをおすすめします。
無利息期間サービスをチェック!
大手の消費者金融のなかでは、「無利息サービス」という無利息期間をもうけている会社もあります。無利息サービスは、各カードローン会社規定の期間中に融資を受けても、その期間中は金利がなんと0円になるというサービスです。アイフルには初回申し込みの方を対象に最大30日間が無利息となるサービスがあります。審査を通過して契約をした契約日の翌日から最大で30日間が無利息になるため、新規でアイフルに契約する場合には是非利用したいサービスです。
早期完済!アイフルで一括返済方法
アイフルでは、お金に余裕のある場合には、一括での返済も可能です。一括返済を行なう場合、まずはアイフルに連絡をして会員番号、氏名とともに一括返済を希望していることと、返済予定日を伝えましょう。すると、予定日までの利息を調べて、完済に必要な最終返済金額を計算してくれます。返済予定日に返済金が用意できたら下記の各種返済方法のうち1つを選んで支払いをします
- アイフル店舗窓口
- アイフルATM
- 振り込み
- 提携先のATM
- コンビニ
返済が終了したら、契約書の保管方法(契約終了希望の場合は返送されます)の選択をして、契約の継続か終了かを選びます。
ちなみに、アイフルATMと提携先のATMから返済をした場合、その場でおつりがでません。もしもおつりがある場合には、後ほど店舗窓口、銀行振込、郵送のどれかを指定した上で、差額が返却されますので注意が必要です。
また、返済予定日が変更になる場合には、返済金額も変わる場合があります。そのため予定日に返済ができない場合には、改めてアイフルに連絡の上、返済時の金額を確認することが必要です。
返済できない状態に陥らないコツ
返済日は定期的に必ずやってきます。返済できない状態に陥らないためにも、しっかりと返済のコツを抑えておきましょう。まずは、お金に余裕のある月には、少しでも多くの追加返済をして、支払い回数を少しでも減らしていくことが大切です。支払い回数が短縮されることにより、その分の利息を節約できますので、返済総額が減ります。また、お金に余裕がないという月でも、最低返済額は返済期日までに、しっかりと支払うことがポイントです。返済期日を過ぎてしまうと遅延損害金が発生し利息が高くなってしまいます。このため、お金に余裕のある場合は追加返済を選び、お金に余裕のない月は最低返済額を選びながら、しっかり返済していくことが大切です。
番外編:返済方法の便利さってけっこう大事!!
月々の返済金額を上手にコントロールすることも大切ですが、月々の返済方法の選び方も同じくらい大切です。アイフルでは銀行振込、店頭窓口、全国に設置されているアイフルATMや提携ATM、コンビニ、口座振替などの返済方法が選べます。そして支払い方法それぞれに、営業時間の長さや、土日祝日も返済可能であること、手数料が有料か無料かなどの特徴があります。このため、自分のライフスタイルに合わせた使い勝手のよい返済方法を選ぶことも大切です。
結局、アイフルは返済しやすい?
毎月の支払い金額、支払い回数、使い勝手の3つの観点から、アコム、プロミス、アイフル、SMBCモビット、新生銀行カードローンレイクの大手消費者金融会社を比較し、以下のような結果がでました。
- 毎月の支払い金額を抑えたいという要望がある場合、10万円借入れた場合の最低返済金額が月々4000円からという理由でアイフルは、アコムよりも月々の支払額が少ない。
- 利息を抑えたいという要望がある場合、最低返済額での支払い回数が少ないという理由で、アイフルは、プロミスや新生銀行カードローン レイクよりも支払い回数が少なく済むため、利息を節約することができる。
- 使い勝手がいいところがいいという要望がある場合、専用ATMが設置されているという理由で、アイフルはSMBCモビットよりも返済方法の選択肢が多い。
このように総合的な要素を考慮した場合、アイフルは十分に返済のしやすいカードローン会社であるといえます。
借入の審査の通りやすさも大切ですが、返済のしやすさも、カードローン会社選びにはとても重要なポイントです。
しっかりと、それぞれの会社の特徴を把握して、自分に合ったカードローン会社を選びましょう。
どの返済方法を利用するかは各自の都合の良い方法を選べば良いです。ただ手数料を払うのが勿体無いからと、遠くのアイフルの店舗に行くのはさすがに損ですし、自動引き落としだと銀行の通帳に引き落としが記載されて消費者金融から借りているのがばれますから、消費者金融から借りているのをばれることに差し障りが有る場合は自動引き落としを利用しない方がいいです。