お金がないのに引越したい場合、どうしたらよい?
引越したいのにお金がないから引っ越せない!何か策はある?
引越しというのは本当にお金がかかるものです。
お金がないのにどうしても引っ越したいという場合にはどうしたらよいのでしょうか。
そもそも、引越しにはどれくらい費用がかかるものなのでしょうね。
これから引っ越し費用を捻出するために、仲介手数料や敷金・礼金などを節約する方法や、クレジットカードでの分割払い、国や市町村からお金を借りる方法などについて解説していきます。
引越し費用の節約術を教えて!
引越しをしようと思うと、次のような費用が必要になります。
・不動産屋さんに支払う仲介手数料:家賃の1か月分が相場
・物件にかかる敷金や礼金、前家賃:敷金や礼金は家賃の1~3か月分、前家賃は1ヶ月分
・引越し業者に払う引っ越し料金:引っ越しの荷物の量や距離・時期によって異なる
・新居の家具や家電:0円から数十万円
不動産屋さんに支払う仲介手数料や、物件の敷金・礼金は、0円の場合もありますのでそういう物件を探すと引越し費用を節約することができます。
また引越し業者に支払う料金については、相見積をとってより安い業者をみつけるとよいでしょう。
3月や4月などの引越しシーズンは料金も高くなりますし、空いている引越し業者をみつけるのも至難の業ですので、その時期を避けて引越しすることをおすすめします。
引越し費用をクレジットカードで分割払いできるってホント?
さて引越し費用もクレジットカードで分割払いにできるというのは本当なのでしょうか?はい。
昨今では、引越し費用をクレジットカード払いにできる引越し業者が増えています。
ただ一括払いのみの業者もありますので注意が必要です。
クレジットカードでの分割が可能な会社のひとつがアリさんマークの引越社で、クレジットカードのリボ払いが利用できます。
不動産屋さんに払う費用をローン払いにできるってホント?
では物件にかかる仲介料や敷金・礼金をローン払いにすることはできるのでしょうか?昨今、大東建託や住友林業レジデンシャルなど、物件にかかる費用をクレジットカードで決済できるところも少しずつ増えてきましたね。
不動産会社によっては物件にかかる費用をローン払いできるよう信販会社を入れているところもあるようですが、個別に対応が異なりますので不動産屋さんに直接分割ができるか聞いてみましょう。
カードローンの無利息期間を上手に利用!
ローン払いができない不動産屋さんだった場合でも、どうしてもその物件に引っ越さなければならないというのであれば、カードローンの無利息期間を上手に利用しながら、カードローンで借り入れるという手もあります。
例えば、プロミスでは新規契約でなおかつメールアドレスを登録のうえWeb明細を利用する人を対象に、30日間無利息サービスを提供しています。
初回の利用から30日間は無利息でお金を借りることができるわけです。
敷金も礼金も0円の物件を選んで引っ越し費用を節約!
引っ越しの物件にかかる敷金や礼金などの費用が足りない場合、そもそも敷金・礼金ゼロの物件を選べばよいのです。
そのような物件は意外にたくさん出ていますので、敷金・礼金ゼロを条件に探してみましょう。
安すぎる物件のデメリット!事故物件に注意
安すぎる物件にはデメリットもありますので十分注意してください。
敷金も礼金もゼロで、なおかつ家賃も安いという物件については、事故物件である可能性もあります。
事故物件というのは、つまりその部屋もしくは共用部分で前に住んでいた人が亡くなったことがあるような物件のことをいいます。
フリーレント物件なら家賃を抑えられるってホント?
フリーレント物件というのは、入居してから一定期間、賃料を無料にするという契約の物件です。
無料の期間は1か月の物件もあれば6か月という物件もあります。
フリーレントのメリットは、トータルでの賃料負担を減らせるというところにあります。
ただし一般的には解約に制限のある契約になっていることが多いので、一定期間は解約ができないとか、解約する場合は違約金を支払うといったデメリットも発生します。
人気の家具家電付きシェアハウスやレオパレスはどう?
さて家具家電付きのシェアハウスやレオパレスの物件はどうでしょう?これから家具や家電をそろえなければいけないという人にとっては、その分の費用を節約できるので、大きなメリットとなりお得ですね。
ただ家具や家電は選べませんし中古品ですので、快適な生活ができるかというと疑問が残りこういった点はやはりデメリットだと言わざるを得ません。
安い引越し業者vs自分で荷物を運ぶ引越し
引っ越し費用を安くする方法として手っ取り早いのは、とにかく安さだけで引越し業者を選ぶという方法です。
もしくは自分で荷物を運んだ方が良いという場合もあります。
それほど大きな家具や家電がないのであれば、自分で運んでしまった方が圧倒的に安く済むでしょう。
安い引越し業者を使うリスク
安い引越し業者を使う場合、安いのには安いなりの理由がありますので、リスクを伴うと考えておいた方がよいでしょう。
引っ越しのプロというのはやはり仕事が丁寧で、家具に傷をつけないよう、物件に傷をつけないよう細心の注意を払っていて、そのためのノウハウもたくさん持っています。
しかし安い引越し業者というのはそういったノウハウに乏しく、引越しスタッフの教育も行き届いていないため物が壊れたりすることもないとは言えません。
役所で引越し費用を借りられるってホント?
市役所や区役所でお金を借りることができる制度というのは、確かにあります。
それは生活福祉資金貸付制度といい、低所得者世帯・障害者世帯・高齢者世帯を対象とした貸付資金です。
総合支援資金、福祉資金、教育支援資金、不動産担保型生活資金の4種類があり、引越し費用を借りられるとしたら総合支援資金として生活再建までの間に必要な生活費用を借りるというものです。
生活支援費を利用し、それでもお金が足りない場合に住宅入居費を借りることができます。
これにより敷金や礼金等住宅の賃貸契約を結ぶために必要な費用を借りられます。
引越しで助成金が出るなんてことあるの?
そう、引越しで助成金が出る自治体があるのです。
例えば、東京都北区にはファミリー世帯転居費用助成というものがあります。
北区に1年以上住んでいて、18歳未満の子供を2人以上扶養・同居している世帯が対象となり、区内の民間賃貸住宅から、転居前よりも広い民間賃貸住宅に転居した場合に、礼金と仲介手数料を助成してくれる制度です。
上限金額は30万円となっています。
他にも新宿区などでも引っ越しの助成金が出ます。
上手にカードローンを使えば貯金なしでも引越し可!
貯金もないため、カードローンを利用して引っ越しをせざるを得ない場合には、無理なく上手にカードローンを利用しましょう。
先にも述べた無利息期間を上手に利用する方法です。
プロミスだけでなくアコムなどでも無利息期間を設けています。
時期をずらして無利息期間の借り入れをはしごすることで、借入の負担を軽くすることができます。
借入希望額を低めに設定して、審査に通りやすくしておきましょう。
引っ越し費用さえ賄えればいいわけですから。
前もって、返済シミュレーションも活用しながら借り入れの計画を立て、即日融資ではなく余裕をもって借り入れをしておきましょう。
お金がないのに引越したい場合についてのまとめ
今回は、お金がないのに引っ越しをしたい場合にどうしたらよいのかまとめました。
敷金や礼金等がゼロの物件を探したり、分割払いできる不動産屋さんで契約すれば、初期費用の負担は軽くなります。
また、フリーレント物件や家具家電付き物件を選んだり、安い引越し業者を探すなりし、引越し費用を節約することもできます。
対象者であれば生活福祉資金貸付制度を利用する方法もあり、引越しの助成金が出る自治体もあります。
手を尽くしたけれど、やっぱり引越し費用が足りないという場合には、カードローンを上手に利用することで引越しをすることもできます。
お金がない状況で引越しをする方法は意外にいろいろとあるものですね。
【おまけ】急な引越しでお金が必要!即日融資できるのは?
ところで、急な引越しでお金が必要になった場合、即日融資可能なカードローンがあれば心強いですね。
・アコム・・・審査は最短で30分、土日祝日でもATMからなら即日融資もOK
・プロミス・・・審査は最短で30分、瞬フリ(振込キャッシング)を利用すれば24時間365日、最短10秒で即日融資可能
【おまけ】お金が無いから住み込みバイトってあり?
さて、お金がないから住み込みバイトを探すというのはどうなのでしょう?住み込みバイトの最大のメリットは、職場が住居を用意してくれるというところにあります。
しかし、その分あまり自由がない場合もあります。
住み込みバイトを選ぶのであれば、住居が1人部屋なのか相部屋なのか、負担する費用にどのようなものがあるのか、設備はどうか、門限はあるかなどを確認し、デメリットについても理解したうえで決めた方がよいでしょう。