【SMBCモビット】前年度年収が限度額に関係するって本当?

SMBCモビットは消費者金融ですので、総量規制によって年収の3分の1を超える貸付はできません。この年収というのは通常は源泉徴収票に載っている前年度年収で計算されます。SMBCモビットでは、源泉徴収票を提出しませんので、基本的には本人が申告した前年度年収を信じて総量規制に違反しないようにお金を貸してくれます。高い限度額を希望している場合は、なるべく源泉徴収票を提出したほうが信頼性が増すので借りやすくなるでしょう。
それでは、SMBCモビットでは必ず年収の3分の1まで借りられるのかというと、そうでもありません。例えば年収300万円以上の正社員の場合、総量規制によると100万円まで借りることができますが、新規契約時には限度額50万円程度になることがほとんどです。パートやアルバイト(安定した収入のある方)などの場合は年収の1割程度しか借りられないことも多いです。
この理由は、最初は相手が信用のおける人物であるか、判断材料が少ないためです。例えば、過去にクレジットカードやローンを利用したことがない人は、個人信用情報が真っ白になっていて、判断材料がありません。もちろん、過去に延滞を繰り返しているような人に比べたら、はるかにマシですが、やはり良好なクレジットヒストリーを築いていることが理想なのです。
最初は限度額が50万円程度になっていても、SMBCモビットを頻繁に利用して、良好な返済実績と完済実績を積んでいけば、信用が上がっていき、限度額を増額できるようになります。限度額は10万円単位で上がっていくことが多いですが、3年後には100万円を超えていたという話もよくあります。
延滞などをせずに良好な利用実績を積めていれば、最終的には正社員であれば年収の3分の1程度までは上がるでしょう。また、年収が高い人も限度額を上げやすいです。例えば、年収300万円の人が100万円の借金があると、負担が大きいと感じますが、年収の1200万円の人が400万円の借金があると聞いても、同じ「年収の3分の1」であるにもかかわらず、まだ余裕があると感じるでしょう。このように、同じ「年収の3分の1」でも、年収が高い人ほど余裕を感じるので、高い限度額になりやすくなっています。
しかし、今の世の中正社員であっても不況の影響で思うように給料が上がらなかったり、会社の倒産やリストラに遭うリスクはあります。大金を借りていると収入が減ったときに一気に破綻してしまうリスクがありますので、借金は無理のない金額に抑えておくことが理想的です。

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