三井住友カードゴールドローンの限度額の上限は700万円ですが総量規制の対象なので、他社(消費者金融などのノンバンク)からの借り入れ合計が年収の3分の1程度まで融資枠を増額してもらえる可能性があります。
逆に言えば、他社からの借入を含めて年収の1/3を超えるような融資は総量規制という法律で禁止されているので、法律上できないということになります。

年収の1/3というのは法律上の限度であって、必ずしもこの額まで増額の申請が通るわけではありません。
限度額が増額できれば、金利が下がるのが一般的ですが、無理な申請は信用を落とすきっかけににもなるので気を付けたほうが良いでしょう。
今回は三井住友カードゴールドローンの増額の審査について説明していきます。

三井住友カード ゴールドローンの増額までの流れ

三井住友カードゴールドローンは融資額ではなく限度額によって利率が設定されており、初年度であれば限度額が300万円を超えると年利7.8%、500万円を超えると4.5%になります。
このため、現在の限度額を超える金額を利用する予定が無くても融資枠を大きくしておくことで支払う利息を節約することができる場合があります。
もしも現在利用中の限度額が200万円台後半か400万円台後半であれば、あと少しだけ限度額を増額してもらうことで利率を下げることができるかもしれません。
ただ無理な申請は信用を落とすきっかけにもなるので、収入に見合った融資可能額であるか、しっかりと返済の実績があるかどうかを自分で考えてから増額の申し込みをするようにしましょう。

→三井住友カード ゴールドローンの金利についてはこちら

三井住友カード ゴールドローンの増額申請をする

三井住友カードゴールドローンの融資限度額の増額は、「ゴールドローン増枠申込書」を請求して審査申し込みを行います。速ければ1週間程度で結果が通知されます。
利用限度額の決定で判断材料になるのが他の金融会社の利用状況ですが、三井住友カードゴールドローンは銀行カードローンを含めて他のカードローンよりも低金利なので、可能であれば銀行カードローンも含めて他社からの借り入れを全部解約した上でここに借り換えをするだけの価値があります。
これに加えて総量規制にも関係することですが、年間収入も限度額に大きな影響を及ぼします。

三井住友カード ゴールドローンの増額審査のポイント

このため、人事異動や基本給アップなどで給料が増えて源泉徴収票などの年間収入を証明する書類を入手したタイミングで増額の審査申し込みをすれば、審査が通りやすくなる可能性があります。
特に三井住友カードゴールドローンは長期間利用し続けている顧客に対して利率の優遇サービスを行っていることから利用期間が長くて返済実績のある人を好む傾向があることを念頭においた上で審査を申し込むようにしましょう。
融資限度額増額の審査を通らなくなる要因として、利用開始から半年に満たないような時期や一度も全額分の返済をしたことが無い段階で審査の申し込みを行ったり、最初に申し込んだ時よりも他社からの借り入れ総額や契約件数が増えていたり、逆にカードローンの利用実績が全く無かったりするようなケースです。
条件によっては限度額を増やしてもらうどころか逆に減らされてしまったり、契約そのものを解除される恐れがあるので、審査を申し込む前に自分の状況を確認しておく必要があります。

三井住友カード ゴールドローンの増額に関するよくある質問

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