プロミスで融資増額できる?追加融資と限度額引き上げの方法
プロミスで融資増額!
「プロミス」でカードローンを利用していて、十分に満足出来る融資限度額が与えられていると感じる人は良いのですが、「もっと大きな借入れをしたい」と思っている人もたくさんいます。その時点で借りている金額に対して、限度額まで余裕がある場合には、その範囲で追加融資を申込めば良いのですが、すでに限度額いっぱいまで借りている状態で、「限度額を引き上げたい」と思うのであれば、一度、限度額増額申請をしてみると良いでしょう。それでは、それぞれの方法について少し詳しく紹介していきます。
プロミスで追加融資を受けるには
追加融資は、「あらかじめ付与されている与信枠の範囲で、追加の借入ができる状態」の時に利用する方法です。例えば、50万円の限度額が割り当てられている時に10万円の借入れをしているとします。そして、10万円の返済中にお金が必要になり、新たに10万円の借入れをする時が追加融資に該当します。特に難しいことではなく、「最初からある利用可能額の範囲内でキャッシングする」という形なので、プロミスと小難しいやり取りが必要になることは基本的にありません。ローンカードを持ってコンビニATMなどに行き、利用可能額の範囲内で希望額を入力すると、すぐに現金を引き出すことができます。ただ、「瞬フリ対応銀行以外の銀行振込み」を利用する場合は、状況によって即日融資は利用できなくなってしまうので注意しましょう。
プロミスで追加融資申し込み方法
【銀行振込み/インターネット】
- 1.パソコンやスマートフォンなどでインターネット会員サービス(マイページ)にログイン
- 2.「瞬フリ」を選択(事前に銀行口座の登録が必要)③希望金額を入力④振込み手続き完了
※ただし、瞬フリ対応銀行(三井住友銀行、ジャパンネット銀行など)以外の場合は、時間帯によって入金タイミングが異なる
- 月曜~金曜の0:00~9:00は営業開始後(9:30頃)に入金、9:00~14:50は10秒ほどで入金、14:50~24:00は翌営業日9:30頃に入金
- 土日祝日は終日、翌営業日の9:30頃の入金
※ただし、すべての瞬フリ取引において、元旦および毎週月曜日の0:00~7:00はサービスが停止
【銀行振込み/電話】
- 1.プロミスコール(0120-24-0365)に電話を掛ける
- 2.オペレーターの指示に従って手続きを進める
- 3.振込み手続き完了
【来店融資/店頭窓口】
- 1.お客様サービスプラザへ来店
- 2.担当者の指示に従って手続きを進める
- 3.手続き完了
10:00~18:00※店舗により営業時間、休日が異なります。
【来店融資/ATM】
- 1.プロミスATMもしくは提携ATM(コンビニなど)へ来店
- 2.カードを端末に挿入し、「お借入れ」を選択
- 3.希望金額を入力
- 4.手続き完了
- プロミスATMの営業時間7:00~24:00※ATMにより営業時間、休日が異なります。
- 提携ATMの営業時間は設置場所によって異なる
※プロミスATMと三井住友銀行ATMの場合は手数料無料
追加融資、してもらえない場合もある?
追加融資に関しては、あくまでも「あらかじめ与えられている利用可能額の範囲内」ですので、その都度、審査が行われるといったことはありません。すでに与えられている金額までであれば、自由にお金を出し入れできるというのがカードローンの魅力でもあります。しかし、状況によっては追加融資が利用できない場合もあります。
- 過去の返済が遅延もしくは延滞している状態
- 年収が下がって利用可能上限が引き下げられてしまった
- 債務整理などの影響で追加融資が利用できなくなった
上記のような状況にある場合、本来であれば自由に利用できるはずの借入枠がある場合であっても、一時的、もしくは恒久的に返済のみの利用になってしまう可能性があります。
プロミスで限度額変更をするには
一方、あらかじめ与えられている限度額では足りなくなってしまった場合は、「限度額の増額」によって使用可能な枠を広げることになります。「増額申請」という手続きを経て、その時点で新たに行われる審査(増額審査)によって結果が決まります。例えば、初回契約時に与えられた限度額が30万円だったとして、50万円の借入れをしようとする場合に、限度額を初回契約時の30万円から50万円に引き上げてもらうための審査を受けるという形です。増額申請の段階で限度額がどの程度残っているのかは関係なく、借入残高0円でも限度額いっぱいでも可能性は同じです。ここで重要になることは、「利用中の実績(信用)」です。契約時は「抽象的な情報」を基に融資を判断しますが、増額に関しては「具体的な情報」を基に判断されます。その為、利用環境が良好でなかった場合は、申請の甲斐なく否決されてしまう可能性が高くなります。
【増額申請時の必要書類(収入証明書)】
- 源泉徴収票(最新のもの)
- 確定申告書(最新のもの)
- 給与明細書(直近2ヶ月分+1年分の賞与明細書)※賞与がない場合は給与明細書(直近2ヶ月分)のみ
2つの限度額引き上げ方法
増額申請は、必ず利用者が任意で行います。好きなタイミングで申込めば良いのですが、実は「プロミスから打診(増額案内)が来る可能性がある」という点が、重要なポイントになるので覚えておきましょう。
プロミスから限度額引き上げの案内が来た場合
【打診があった場合/インターネット】プロミスから増額に関する連絡が入る
- 1.パソコンやスマートフォンなどでインターネット会員サービス(マイページ)にログイン
- 2.「増額申請」を選択
- 3.必要書類の提出
- 4.審査
- 5.審査結果の確認
【任意で行う場合】
- 1.パソコンやスマートフォンなどでインターネット会員サービス(マイページ)にログイン
- 2.「増額申請」を選択
- 3.必要書類の提出
- 4.審査
- 5.審査結果の確認
以上、プロミスで増額申請~結果までの基本的な流れです。見てもらえば分かる通り、状況による大きな違いはほとんどありません。事前に打診があるかどうかという違いがあるだけで、その後の手続き方法はまったくと言って良いほど共通しています。しかし、この二つの状況で大きく違う点が1つあります。それは、「審査」です。
- 任意で増額申請を行う場合は、申し込み後に審査が行われる(承認、非承認)
- 打診後に増額申請を行う場合は、審査は形式だけ、もしくは免除(ほぼ承認)
打診があるということは、あらかじめ内部的な審査(社内審査)において増額可能と判断されている利用者だということです。つまり、すでに内部審査を通過している状態の場合に打診があるため、その後に申請を行えば、ほぼ確実に承認されます。
限度額変更の案内はどんな人に来る?
打診を得るためには、兎にも角にもプロミスから信用される必要があります。
- 返済日には確実に返済を行う
- 返済日ごとにできるだけ多くの返済を行う
他にもポイントになる要因はありますが、上記の2つができていれば対象として選ばれる可能性があります。しかし、総量規制の影響などによっては、どれほど良好な状況であっても対象にならない可能性があるので注意しましょう。あくまでも総量規制の範囲内の利用であり、追加できるだけの余裕があるということが条件です。
プロミスから案内が来た場合でも、増額審査に落ちることがある
プロミスから打診があった場合、「ほぼ確実に承認される」と書きました。その理由も説明しましたが、なぜ確実ではないのかというと、「プロミスが審査した情報と実状にかい離が生じる場合があるから」です。例えば、「プロミスの内部審査では年収500万円で判断していたが、実際の申請内容を見てみると年収が300万円しかなくなっていた」といったことが起こるためです。その差が大きく、内部審査とまったく違う結果になってしまう時には、打診があったにもかかわらず審査落ちの可能性があります。
限度額変更の案内の電話が掛かってきた!
限度額変更(増額)に関する案内が来るということは、その時点でプロミスが把握している情報の中では「もっと借りられますよ」という証明だと思って問題ありません。先に紹介した通り、打診があったとしても審査落ちの可能性はありますが、よほどの事情がない限りは増額が実現できます。プロミスにとっては、優良顧客にたくさん借りてもらった方が利益を出せる見込みが大きい為、堅実な利用をしている人に対しては「しつこいほど」案内をしてくることも珍しくありません。仮に申請をしてみて非承認だった場合、その後は案内が来ることは無くなりますし、承認されれば限度額がアップし、その影響で金利が下がり支払い利息が減る可能性もあります。また、高額融資を利用している場合は、打診があまり来ない可能性があります。年収によって可能性が変わりますが、総量規制ギリギリの場合などは、状況が良くとも打診が来ることはないと考えても良いでしょう。とりあえず、確実にプロミスからかかってきていることが確認できる状況であれば、安心して大丈夫です。
こちらから増額審査を希望する場合
【任意で行う場合】
- 1.パソコンやスマートフォンなどでインターネット会員サービス(マイページ)にログイン
- 2.「増額申請」を選択
- 3.必要書類の提出
- 4.審査
- 5.審査結果の確認
限度額引き上げ審査を申請するための条件
限度額引き上げ審査を申請するだけならば、特別な条件がある訳ではありません。結果に関係なく申請はいつでも自由にすることができますので、「もっと借りたい」と思った時は利用してみても良いでしょう。しかし、一度否決されてしまった場合、再審査で承認されるようになるまでには一定期間を要するため、安易な申し込みは本当に必要な時の足かせになる可能性があります。
- その時点での利用状況が良好である(遅延や延滞がないなど)
- 総量規制の範囲に余裕がある(消費者金融他社からの借入も含む)
- 初回契約日からある程度の期間(最低でも3か月程度)が経過している
使用目的について
打診があった場合ならいざ知らず、任意で増額審査を申込んだ場合の「目的」はちょっとしたポイントです。例えば、「海外旅行に行くためのお金に余裕を作りたい」という理由なら問題ありませんが、「他の借金を返済する」という理由で申告した場合には、フリーキャッシングの増額ではなく、「おまとめローンへ切り替えませんか」という話に発展する可能性があります。
○○だと限度額引き上げ審査は厳しい!
- 総量規制の上限に達している
- たとえ数日であっても返済が遅延することが多い
- 延滞として判断される状況が1度でもあった
- いわゆる「天井張り付き状態」になっている
- 登録内容(本人情報)の変更を申告しなかった
○○だと限度額引き上げ審査で有利に!
- 総量規制上限までに余裕がある
- 遅延や延滞がない
- 効果的に元金残高が減少している
- 登録内容の変更を迅速におこなった
増額幅アップにはキャンペーンが狙い目
現状は、総量規制の影響を加味して限度額が設定されるため、誰にとってもメリットのある方法とは言えないものの、「少しでも大きなアップに期待したい」ということであれば、キャンペーンを活用する方法がおすすめです。契約していない状態の人には分かりませんが、すでに契約している人に対しては、マイページなどで「増額キャンペーン」などの告知が行われます。根本的な審査条件が緩和される訳ではありませんが、見事に承認された場合の増額幅が通常よりも優遇される可能性があります。あくまでも総量規制を上限に判断されるため、必ずしも効果が期待できる訳ではないことを繰り返しておきますが、あるていど余裕がある状態の人は高い効果が期待できます。
増額審査まで待ってられない!プロミス以外の選択肢
もし、プロミスとの契約期間が短く増額申請ができない場合であれば、いっそのこと「他社消費者金融に新規申込みをする」という方法もあります。例えば、大手消費者金融(アコム、アイフル、SMBCモビットなど)ならば最短30分審査(※)で即日融資も可能で、銀行系カードローン(みずほ銀行、三菱UFJ銀行、オリックス銀行、新生銀行など)であれば、好条件で契約できる可能性もあります。新規申込みをするのであれば、「どこに申し込みをするのか」といった貸金業者や金融機関の選択がポイントです。ただし、多重債務状態は審査に大きく影響を与えるため、新規契約できる可能性は初めての時よりも低くなります。また、契約審査時に勤務先へ在籍確認が行われたり、個人信用機関のチェックが入るなどの不安もあります。ただ、「より良い条件のカードローンへ借り換える」という方法もあるので、あくまでも選択肢の一つとして覚えておくと良いでしょう。
審査時間は申込の曜日、時間帯によって翌日以降の取扱となる場合があります。
プロミスで融資増額できる?追加融資と限度額引き上げの方法まとめ
- プロミスで増額をする方法は「案内を受けてから」「任意のタイミング」の2つ
- 増額には審査がある
- 審査ではその時点までの利用履歴や改めて収入状況が評価される
- 審査通過の可能性で比較すると案内後の方が有利
- キャンペーンを活用すると便利
- もしもの時は他社借り換えも検討
ただ単に「使えるお金が増える」というだけではなく、増額をすることによって、「金利が下げられる」「他社借入をまとめて支払いの負担を減らせる」などのメリットもあります。ただし、増額することで債務の負担が増大し、より計画的な利用を心掛けていかないと負担が増大してしまうリスクもあります。必ず、事前に状況を整理したうえで、「安心に利用できる態勢を整える」ということが大切です。その際、同じような状況で増額申請を受けた体験談なども参考にすると良いでしょう。
では、既に契約しているプロミスのカードローンで、さらにゆとりをもった金額での融資を行うにはどうすれば良いのでしょうか。その答えは、取引を継続するうちに生じる個人信用度にあります。プロミスなどの金融機関との取引では、融資の額に関わらず、借り入れと確かな返済を繰り返すことで、個人の顧客信用度が生まれます。対象の顧客に今以上の返済能力が見込める場合には、会社側から積極的に融資増額についての紹介をされることもあります。そうなれば、お金が入用のときに新しいローンを契約しなくとも、これまで利用していたカードローンをより充実させることができ、高額の融資も夢ではありません。
さらに、融資増額によって、他社から借り入れていた借金を1社にまとめることもできます。融資増額によるおまとめローンでは、毎月の返済期日が一日に集約されて便利な上に、返済もれなどのトラブルも防いでくれます。いざという時にも、十分なボリュームの借り入れができるので、ひとつ持っておいて損のない役立つアイテムとしてお付き合いできるでしょう。