三井住友カードゴールドローンの限度額は?増額審査は可能?

三井住友カードゴールドローンの限度額は大きい

三井住友カードゴールドローンの最大限度額は700万円までと、他社カードローンと比較しても大きいのが特徴です。700万円の利用枠を得るにはクリアしなければいけない条件もありますが、ここまで余裕があれば借り換えやおまとめにも十分使えますし、幅広い用途に活用できるフリーローンと言えます。
もともと低金利なのが魅力のゴールドローンですが、融資限度額が大きいほどさらに金利が小さくなるので増額を狙えるものなら狙っていきたいものです。三井住友カードゴールドローンの気になる限度額増額の条件について徹底解説していきます。

 

限度額を大きさが利息の節約になるのは本当?

三井住友カードゴールドローンもそうですが、カードローンの多くは利用限度額によって金利に差を設けています。返済回数・返済方式にもよりますが、一般に金利が低いほど利息も少なくなるので、限度額が大きければ利息の節約ができるというのは正しいと言えます。同じ返済額でも毎月の利息が少なければ元金が早く減らせますので、キャッシングは金利・利子を意識して活用するのが大事です。
ゴールドローンの実質年率は利用枠700万円で3.5%、500万円以上690万円以下では4.5%となっています。490万円以下の利率はローンカードありの契約かカードレスかによって異なり、ローンカードありの場合は300万円~490万円は7.8%、290万円以下で9.8%です。カードレスの契約の場合、300万円~490万円は7.2%、290万円以内で9.2%です。上限金利でも10%を下回るという低金利は魅力です。また返済実績によりそれぞれさらに1.2%まで適用利率引き下げサービスを受けることもできます。

 

カードキャッシングの限度額は決め方・審査基準

カードキャッシングの限度額の審査は、年収と収入安定度によって判断されていると言われています。
要するに、お金を貸した結果返せなくなってしまえば借主・貸主双方にとって望まない事態になりますので、本当に今後も安定して返済能力があるのかを見定める必要があるというわけです。
まず貸金業法が適応されるキャッシングローンの場合、年収によって借入できる上限が法律によって決まっています。この上限を総量規制と言い、具体的には個人の年収の3分の1までとなっているため、それ以上の金額を利用枠として希望することはできません。
またゴールドローン独自の制限として、他に三井住友カード株式会社でのキャッシング利用枠がある場合、例えば三井住友VISAカードなどのクレジットカードのキャッシング枠などがある場合、その金額分を差し引いて考えます。つまり三井住友カード株式会社でのキャッシング利用枠の総額が700万円を超えないように考えます。
総量規制の範囲内で、金融業者ごとに独自の判断基準により限度額が決定されます。実際、最初は多くても50万円や100万円までなど、年収があっても法令の限度額よりも低く設定されることがほとんどです。最大限度額を目指すならば返済実績に応じて増額をしていくということが現実的でしょう。

 

三井住友カード ゴールドローンは総量規制の影響あり?

三井住友カードのゴールドローンは貸金業法が適用される信販系カードローンなので、総量規制の対象となります。融資を受けられるのは最大でも年収の3分の1までとなります。
貸金業法の総量規制の制限では、除外・例外を除いて原則的に借金の合計が個人の年収の3分の1を超える貸付をしてはいけないことになっています。借主が借りたい、貸主が貸したいと思っても、法律上で貸してはいけないと決まっているのです。制限を破った場合、借主に罰則等はありませんが、貸主には行政処分が下りますので、貸主としては借主の年収状況を真剣に審査する必要があります。
総量規制で注意したいポイントが3つあります。

  • (総量規制対象の)借金の合計で計算すること
  • (世帯収入ではなく)個人の年収で計算すること
  • 銀行系ローンなど総量規制対象外の借金もあること

借金の合計で計算するので、他者で借金がある場合は借り入れ限度額を引き下げて考えなければいけません。また計算の対象は個人の年収なので、専業主婦など収入の無い個人に貸金業者はお金を貸すことができません。ただし、銀行が貸主のローンや住宅ローン・自動車ローンなど計算に含めない借入もあります。
ゴールドローンが総量規制対象ということは、最大枠の700万円を希望するには、少なくとも3倍の2100万円超の年収がなければ法律上不可能ということになります。消費者金融など総量規制対象となる他社の借入があれば、さらにその分をカバーできる収入が必要です。限度額の大きさは魅力のひとつですが、総量規制対象というのはゴールドローンのデメリットと言って否めないです。

 

三井住友カード ゴールドローンの限度額を増額する方法

限度額増額の申し込み方法と手続の流れ

三井住友カード ゴールドローンの増額を申し込むには「ゴールドローン増枠申込書」を提出すれば審査を受けられます。この増枠申込書の資料請求をするためには三井住友カードのインターネットサービス「Vpass(ブイパス)」でのログインが必要ですので、事前に会員登録を済ませておきましょう。
契約申し込みと同様、増額もインターネットまたは郵送で申込を行います。審査期間や審査スピードも気になる点でしょう。増額申請を行って、必要書類があれば書類を提出後、最短10日間~2週間前後で審査回答がメールか郵送で通知されます。ただし申込を行えば必ず増額がされるわけではなく、審査の結果によっては増額見送りとなることもありますので、あらかじめ覚悟はしておきましょう。
ちなみにVpassは利用料無料で、WEB明細書サービスを使って自宅に郵送物がないようにもできますので、ゴールドローン契約時に同時に登録しておくと便利です。

 

限度額増額の申し込みの必要書類と事前準備

限度額増額の申し込みに必要な書類は基本的に初回契約時と同じです。本人確認書類と収入証明書類を用意しておけば良いでしょう。
収入証明書類(年収証明書類)は、増額により希望枠が50万円を超える場合、または総量規制対象の他社借入残高と増額後の希望枠を合計して100万円を超える場合には、必ず提出を求められます。直近2ヵ月分の給与明細書、源泉徴収票、確定申告書、納税通知書のいづれかが必要です。
契約時から転職・引越しなどで勤務先や住所に変更がある場合は、増額申請前に変更手続を行っておく必要もあります。変更手続はVpassを使ってインターネットから行うことができます。その際、変更後の情報を証明する本人確認書類や勤務先を証明する書類等が必要となります。本人情報の変更手続をしないまま増額申請を行うと手続期間が延びたり審査落ちの原因ともなりますので、忘れずに行っておきましょう。

 

三井住友カードゴールドローンの限度額増額に審査は何をする?

三井住友カードゴールドローンの限度額増額にも審査があります。ですので、増額申請をしたからといって必ず希望通り増額が出来るわけではないことは心に留めておきましょう。基本的に初回契約時と同等の審査が行われると考えて良いです。契約時から在籍状況に変更が無いか、あるいは変更後の勤務先や部署に在籍しているかの確認も必要となってきますので、在籍確認も再度行われる可能性が高いです。
また年収や収入状況の増減、他社での借入残高の有無や増減についても調査がされます。前述の通り貸主側には総量規制の罰則があるので、貸付の増額については慎重な審査が行われます。また返済実績についても考慮されると考えて良いでしょう。延滞・滞納もなく優良な返済状況であれば有利に働くこともあるかと思いますが、反対に返済状況が思わしくない場合は増額見送りとなる可能性が高いです。場合によっては増額審査の結果、利用枠が減額となるケースさえあります。

 

限度額増額の審査対策!審査通過のコツとポイント

ゴールドローンの限度額増額の審査については、具体的な審査基準は非公開となっていますが、実際の体験談やクチコミを総合判断すると傾向と対策が見えてきます。上で述べたとおり増額申し込みをしても見送りとなるケースや減額となる可能性もありますので、審査通過のコツの大原則としては増額されうるだけの材料を持っておくことが大事です。

  • 長期で優良な返済状況
  • 年収・収入の増加
  • 安定した勤務先への変更
  • 他社借入の完済・減少

などの理由があれば増額を期待することができるでしょう。反対にこれらと逆の状況となれば、当人は融資枠を増やしたいと考えるのも頷けますが、それがそのまま審査通過が厳しい理由となります。
また、転職に関しては状況によりメリットもデメリットもあります。例えばパート・アルバイトから正社員への異動ならば好印象となる可能性もあります。収入が増えた段階で増額申請をするというのは定石でもありますが、たとえ転職により収入が増えたとしても、勤務期間が短いスパンで転職を繰り返していると逆に安定収入が疑われる可能性もあります。

 

三井住友カードゴールドローンの限度額と増額審査の評判まとめ

三井住友カードゴールドローンの限度額と増額審査について徹底調査してみた結果、増額はメリットが高い分、条件も簡単とは言えないことがわかりました。
利用枠が大きいほど金利が抑えられるので、毎月の利子・利息も少なく済みます。ただし限度額は最大でも年収の3分の1までという総量規制のルールがあるので、自分の年収により狙える限度額も限定されます。
ゴールドローンに限って言えば、返済実績に応じた金利引き下げサービス(5年目で最大1.2%減)があるので、無理に増額を狙うよりも延滞無く返済を行っていくという方法もあります。いづれにしても低金利な三井住友カードゴールドローンは利息を節約するのに優良なカードローンと総評できるでしょう。

三井住友カードゴールドローンの借り入れ限度額ですが50万円から500万円となっています。
借り入れの最低金額が50万円に設定されており、尚且つ総量規制の対象となっていますので年収の見込みが150万円以上の人でなければ借り入れを受けることができません。

このように年収の見込みの基準がある程度高いハードルになっていますので学生が三井住友カードゴールドローンを利用するのは難しいです。
学生だとアルバイトの収入も含めて年収の計算に入り、今後就職するにしても不安定になりますので勤続年数などを重視する項目もありますから限度額の最低金額だとしても学生が利用するのは難しくなっています。
また最低限度額が50万円ということで、借り入れを行なう時に収入証明書の提出が必要となります。
一般的な消費者金融と比べるとハードルが高いように思えますが、しっかりと審査を行ない低金利で利用できるので仕方ないと言えるでしょう。

三井住友カードゴールドローンの特徴とも言えるのが、長く利用したり、借り入れ枠を増やすことにより金利が低くなることです。
290万円以下、300万円から490万円、500万円といった金額に分けられており、初年度の場合ですと290万円以下が9.8%、300万円から490万円ですと7.8%、限度額一杯である500万円を借り入れすると金利は4.5%となるのです。
これが適用利率の引き下げサービス利用の5年目になりますと290万円以下が8.6%、300万円から490万円が6.6%、500万円が3.3%と借り入れして長く利用すればするほど低金利となりお得となるのです。
このサービスを適用するための条件も難しくなく、最大まで借り入れする人でも低金利で利用でき扱いやすいサービスとなっています。
形だけの低金利サービスではなく目の見える形でサービスしてくれていますから三井住友カードゴールドローンの良さがあらわれています。

ちなみに三井住友カードゴールドローンの限度額は500万円ですが、借り入れ希望する時は10万円単位となっています。
返済期間と回数は最長で8年5か月・101回となっており、担保や保証人も不要であり、使用用途も自由になっていますから使い勝手の良いサービスです。
返済方法も毎月元金の定額返済ですから借り入れ枠一杯に借りていても難なく返していける形態になっていますので安心して利用することが可能となっているでしょう。

失敗しない!カードローン選びレッスン

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