オリックス銀行カードローンはアルバイト・パートでも申込めますか?

オリックス銀行カードローンはアルバイトやフリーターも申込める?

公式ホームページ上には申し込みが可能な条件として、年齢制限などの規定と併せて「安定収入があること」という収入についての記載がありますが、就業形態についての具体的な明記はありません。毎月安定した収入があれば正規雇用でなくてもアルバイトやフリーターでも申し込みが出来ます。ただし、アルバイト収入があっても学生の方は申し込み不可となっています。

 

アルバイトだと限度額は低い?

オリックス銀行カードローンの最大融資可能額は800万円と高額になっています。
たくさん借りたい人にとっては消費者金融会社より魅力的に思えるでしょうけれど、実際には収入と返済能力に応じて限度額が設定されるため、そこまでの高額融資を受けられるケースはごくまれとなっています。

 

また、アルバイトやパートなど非正規雇用者の場合、どうしても年収や勤続年数が正規雇用者よりも低くなる傾向があり、月々の収入にもばらつきがあり安定性に欠ける特徴があります。
審査基準は正規雇用でも非正規雇用でも公平に同等の審査が行われますが、収入の安定性に不安がある分、非正規雇用者は審査通過が難しくなったり、通過できても返済金額が負担とならないように利用限度額が少額に設定されるケースが多く見受けられます。

 

 

オリックス銀行カードローンの審査はパート・アルバイトだと厳しい?

オリックス銀行カードローンに関するファイグーなどでのクチコミ情報や体験談などの投稿でよく「アルバイトやフリーターには審査が厳しい」というような評価が書かれているものを見かけます。多くの消費者金融会社や銀行のカードローンが認めている学生の申し込みが、オリックス銀行カードローンでは認められていないなどの理由から、そのようなイメージがあるのでしょう。審査はいかなる場合でも平等に行われ、雇用形態による差別はありません。厳しいと感じるのは、収入や勤続年数が少なかったり、月々の収入額の増減が激しかったり、安定していないために、審査落ちになったり、希望額よりも低い限度額となったためにそう感じるのでしょう。しかし、審査結果に影響するのは収入だけではありません。その他の審査基準もチェックされ総合的に見て判断されています。

 

また、オリックス銀行のカードローンは、最高で800万円という高限度額の借り入れが可能ですが、アルバイトやパートの方でここまでの限度額を利用できることはまずありません。
年利は1.7%~17.8%で下限金利は業界最低水準の低金利となっていますが、アルバイトやパートの方はほとんどが30万円以下の利用となり、その場合の実質年率は12.0%~17.8%ですが、上限金利の17.8%が適用となるケースがほとんどでしょう。

 

30万円以下の限度額で金利が17.8%となると、大手消費者金融会社で借り入れする場合の条件とほとんど変わりません。消費者金融会社の多くは最短即日融資可能な上、無利息期間を設けていたり、申し込み前に即時診断ツールで素早く仮審査ができたりと便利で、アルバイト収入のある学生も申し込めるので、一般的にも銀行に比べて審査が甘いと評判です。また、返済シミュレーション機能についても、申し込み前に行えるなら計画的な返済プランを建てられるため大いに役立ちますが、オリックス銀行カードローンではカードローン利用後にインターネットの会員専用サイトメンバーズナビにログインして、一括返済をする場合のシミュレーションしかできないので、利便性に欠けていると言わざるを得ません。

 

このようなことからもわかるように、オリックス銀行でのカードローン利用は正社員や公務員などのある程度高額収入のある人や、大きなまとまった金額の融資を希望している人向きであると言えます。
アルバイトやパートの方にはローソンやセブンなど提携のコンビニに設置されたATMやゆうちょ銀行など提携金融機関のATM手数料がいつでも無料なため余計な出費がかからないことの他にはズバッと言ってメリットがないと言えるでしょう。

 

 

オリックス銀行カードローンを申込むための条件

申し込み条件として以下の4つのポイントが明記されています。それぞれ詳しく解説していきます。

 

  1. 1.申し込み時の年齢が満20歳以上69歳未満であること

    未成年は安定収入があっても申し込み資格がありません。契約完了後に70歳を迎えた時点で新たな借り入れはできなくなりますが、契約打ち切りにはならないので、返済は続けていけます。

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  3. 2.原則、毎月安定した収入のあること(専業主婦(主夫)、学生の方は除く)

    毎月の収入が重要なので半年や年に1回というような収入は認められません。また、安定した収入とは、毎月の収入額に大きな変動がないということで、月によって30万円だったり1万円だったり金額の増減が激しい場合は安定性に不安を持たれ不利になります。また、収入形態は就労によるものの他、不動産や株などの投資によるものも特に明記がないため認められています。個人投資家は無職扱いとなり申し込みができない貸金業者もありますが、家賃収入など原則安定した収入が継続してあるのなら大丈夫です。ただし年金受給のみによる収入は認められていないので気をつけてください。また、配偶者の収入での貸し付けは行なっていないため、無収入の専業主婦(主夫)は申し込みができない他、アルバイトなどの収入があり20歳以上でも学生は申し込みが出来ないので注意してください。みずほ銀行カードローンや三菱UFJ銀行バンクイックなど他行では年金受給のみの収入でも認められたり、専業主婦や学生でも申し込みができるので、この点はオリックス銀行カードローンのデメリットと言えるでしょう。

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  5. 3.日本国内に在住であること(外国籍の方は、永住者または特別永住者であること)

    契約完了後に海外へ移住する場合は、返済方法に注意してください。海外からの振込による任意での支払いには対応されていないため、自分の口座へ送金するなどしてスライドリボルビングによる借入残高に十分な返済額の入金があることを確認し、口座引落としによる返済を続けるようにしてください。
    また、外国人の方は永住許可を受けていることを証明できる書類の提出が必要です。条件には明記されていませんが、カードローン規約が理解できる日本語力も必要となります。

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  7. 4.オリックス・クレジット株式会社または新生フィナンシャル株式会社の保証が受けられること

    オリックス銀行カードローンの保証会社はオリックス・クレジット株式会社と新生フィナンシャル株式会社の2つがあります。通常、先にオリックス・クレジット株式会社での審査が行われ、それに通過できなかった場合、さらに新生フィナンシャル株式会社での審査が行われます。つまり、オリックス・クレジット株式会社の方が審査基準が高く300万円超の高額融資向きで、新生フィナンシャル株式会社の方がより多くの方を対象とする一般的な審査となります。過去にオリックス銀行はもちろん、オリックス・クレジット株式会社、新生フィナンシャル株式会社、そしてその二社が保証会社を務める住信sbiネット銀行ミスターカーローンや新生銀行レイクなどの銀行や会社において、長期延滞、債務整理、代位弁済、強制解約などの金融事故を起こした場合は間違いなく保証は受けられません。その他の銀行や貸金業者で起こした事故情報や他社借り入れ状況なども審査に影響するので、場合によっては保証されないことがあります。

 

 

アルバイトのカードローン申込の注意点

勤続年数が1年に満たない場合の年収の書き方

<勤続年数の申告>
金融機関によっては勤務年数が1年未満でも申し込みが可能と明記しているところもありますが、通常は少なくとも会社員で半年、自営業や個人事業主の場合は2年以上の勤続年数でないと審査に通るのは難しいと言われています。

 

アルバイトでも経験が長い方が有利であることは間違いありません。しかし年齢によって勤務年数の見方は変わってきます。20代前半でアルバイトの場合は、勤務年数が少なくても当然なのでさほど問題ではありませんが、30代以降でアルバイト、勤務年数が1年未満となると安定性、将来性が問題となり返済能力が不安視されることになります。

 

アルバイトをはじめてまだ1年に満たない場合の勤務年数の申告の仕方は、10ヶ月以上の場合は、1年に切り上げて申告しても構いません。9ヶ月未満の場合は0.9などと入力しましょう。勤続年数は自己申告で特に証明する必要がないため、審査する側も検証のしようはありませんが、虚偽申告となり信用情報に記録が残るので大幅にサバを読むことは控えましょう。

 

<年収の申告>
少し手間がかかりますが時給や勤務時間、月給を基礎に、計算で割り出した予測の金額を申告します。たとえば、6ヶ月間働いている場合は、6ヶ月の月収の平均を割り出し、12をかけて年収の見込みを算出します。働き始めたばかりでまだ1ヶ月も経っていない場合は、今月の予定勤務時間数に時給をかけて月収の予測を計算し、12をかけて年収の見込みを算出します。

 

勤務年数が少ないと審査に通るか不安になるでしょうけれど、だからといって少しでも審査を有利にしようと年収を多めに増額して申告するのは虚偽申告となります。審査する側は長年の経験と過去からの膨大なデータから、職種や年齢などから大体の年収金額の見当がつくので、あまりにもかけ離れた年収を申告していると、すぐに嘘を見破られます。審査落ちになるだけでなく、信用情報にも傷がつくので絶対にやめておきましょう。ただし、あくまでも見込み金額の記入となるため、少々の誤差は問題ありません。

 

掛け持ちで複数のアルバイトをしている場合の年収の書き方

アルバイトを掛け持ちしている場合は、全ての仕事の年収を合計し年収として申告します。年収金額は多ければ多いほど審査に有利になる上、返済能力も高いと判断されやすくなるので審査通過の可能性が高くなります。
また、年収が高くなると借入可能限度額が上がったり、より低い金利が適用になる可能性も高くなりメリットがたくさんあります。

 

収入証明書類に関しては、複数のアルバイトを掛け持ちしている方は、すべての職場からの収入証明を用意する必要があります。審査をスムーズに進めるためにも不備のないようにしましょう。なお、勤務年数や職種、勤務先住所などその他の勤務先情報についてはメインで働いている勤務先、もしくは最も長く働いている勤務先についての情報を記入しましょう。勤務先情報に記入した職場に在籍確認の電話が入ります。

 

アルバイトの在籍確認はどこに連絡がある?

オリックス銀行のカードローン審査では、電話による勤務先への在籍確認は必須で行われ、アルバイトなどの非正規雇用者の場合も同様に行われます。審査対応時間外の土日祝日や夜間、平日でも勤務先の休業日や営業時間外は在籍確認ができないため翌日または翌営業日に行われます。

 

アルバイトの場合は、本社などでは非正規雇用者の把握をしていないので、直接雇用され実際に働いている勤務先の電話番号を座席確認用の電話番号に指定しましょう。また、会社や団体などに所属せずに個人で行っている家庭教師や庭仕事などのアルバイトなどでは勤務先が複数になり固定ではないので、仕事先の家庭に在籍確認の電話がかかってくる場合があります。自分の携帯電話番号を在籍確認の番号に指定することもできますが、実際に働いていることを確認するために仕事先の家庭の方に電話を代わる必要がある場合もあります。ただ、審査側も申込者のプライバシー尊重を遵守するよう務める義務があるので、周りの人にカードローンの利用を内緒にしておきたいなど在籍確認についての心配な点や疑問があれば、オリックス銀行カードローンの担当者に電話やメールで相談し、回答を得てください。

 

在籍確認の電話でバイト先にキャッシングがバレることある?

アイフルやSMBCモビットなど消費者金融の在籍確認では業者名は名乗らずオペレーターの個人名で電話してきますが、イオン銀行カードローンBIGや楽天銀行スーパーローンなど銀行系カードローンの在籍確認では銀行名をきちんと名乗ってかけてくるのが通常です。オリックス銀行のカードローン審査の在籍確認は、保証会社であるオリックス・クレジット株式会社か新生フィナンシャル株式会社のいずれかがが行いますが、勤務先への電話では、「オリックス銀行の佐藤です」というように、オリックス銀行の名と担当者の個人名でかけることになっています。三井住友銀行など銀行にはカードローン以外にも様々な商品やサービスがあるので、電話に応対した職場の人が銀行名を聞いてもそれでキャッシングの申し込みのための在籍確認だと気づかれる心配は通常ほとんどないと言えます。しかし、オリックス銀行の場合は保険やクレジットカードなどのサービスがなく、普通/定期預金口座開設、金銭信託、カードローン、不動産投資/担保ローンと商品が少なく限定されているので、オリックス銀行の営業内容に詳しい人なら、カードローンの利用に気づくリスクがあります。

 

在籍確認は申請者本人が在籍しているかどうかを確認するだけの目的なので、通常は「鈴木さんはご在席ですか?」という質問のみをするだけで1分もかからず済むことになります。本人が不在でも電話の応対者が「鈴木はただいま会議中で席を外しております」などと在籍していることがわかるような返答をすれば大丈夫です。本当に在籍しているのかや、長期休職中などを疑われた場合は、他にも余計に質問されることになり、電話の時間が長くなります。在籍を確認できなかった場合は審査通過は難しくなります。

 

申込者自身が電話に出た場合は、生年月日や住所を聞かれることもありますが、通常は「オリックス銀行のカードローンの在籍確認で電話しました。今後の手続きについて追ってメールで連絡いたします」などと言ってくるので「はい」と簡潔に返答すれば大丈夫です。

 

在籍確認を不安に思う方は多いですが、基本的にはバレる心配はないので安心してください。不安や不明なことがある場合は、事前の申し込み内容確認の電話の際に担当者に相談しておきましょう。

 

 

オリックス銀行カードローンのアルバイト、フリーターの審査・借入まとめ

  • アルバイトでも条件を満たしていれば申込可能
  • アルバイトの限度額は低めになることが多い
  • 審査は雇用形態にかかわらず公平に行われる
  • オリックス銀行カードローンはアルバイトにはメリットが少ない
  • 複数アルバイトしている場合はすべての合計年収を申告
  • アルバイトの在籍確認は実際勤務している職場とする

 

1年未満の勤務年数では勤務年数、年収は見込みで申告します。在籍確認で借金がバレる可能性は低いです。

オリックス銀行カードローンの最大の魅力は銀行による個人向けのローンであるにもかかわらず、消費者金融のようにパートやアルバイトなどの非正規雇用の人でも申し込みが可能であることです。 一般的に多くの銀行カードローンは低金利で融資限度額が高額である反面、審査の基準が厳しいため非正規雇用の人が利用できないところがほとんどです。 最近は銀行のカードローンでもパートやアルバイトの人でも利用できるところがありますが、非正規雇用だと限度額が30万円程度に制限されているので金利が高く、消費者金融を利用した方が使い勝手が良いというケースがあるほどです。 オリックス銀行カードローンは低金利で融資限度額が高いという堅実な銀行カードローンとしての強みを持ちつつ、迅速な審査とパート、アルバイトの人でも申し込みができるという消費者金融のもつ柔軟性も兼ね備えています。 オリックス銀行カードローンの申込み条件は、原則、毎月安定した収入のある方です。 以前は申し込みの条件にとして年収200万円以上という項目がありましたが、現在は具体的な年収額は条件から外されているので、年によって年収が200万円を下回ることがあるパートやアルバイトの人でも利用できる可能性が広がりました。 基本的に希望する融資限度額が300万円以下であれば原則所得証明書の提出が不要ですが、もしもパートやアルバイトの年収が200万円を超えるようであれば所得証明書を提出することで審査が有利になる可能性があります。 さらに非正規雇用の人の限度額の上限が決められていないので、ある程度の収入があって借入と完済の実績があれば融資枠を増額してもらえる可能性があります。 オリックス銀行カードローンは、たとえパートやアルバイトの方であっても問題なく利用することができます。というのもそもそもオリックス銀行カードローンは、年齢が満20歳以上69歳未満であって、また安定収入があり、さらに日本に在住の方は利用できることになっているのです。 ※外国籍の方は、永住者または特別永住者の方 そのため、パートやアルバイトの方でももちろん利用できるということなのです。またそれに加えてオリックス銀行カードローンは、新たに申し込みの際にオリックス銀行の口座を新たに開設する必要がありません。ただし、オリックス銀行カードローンは、カードローンである特性上在籍確認は実施しています。しかし実際にいつ電話をしてもらえるかということを利用者側で決めることができるようなシステムになっているため、そこをうまく利用して段取り良く進めると良いでしょう。ところでオリックス銀行カードローンは、人気も実績もあり特に何もいうことはないのですが、パートやアルバイトの方については一部問題もあります。それは、カードローンを申し込んでから実際にカードを発行してもらうまでそれなりに期間を要するという点です。申し込みはネットから行い、カードは郵送してもらうために、どうしても消費者金融のようにスピード発行というわけにはいきません。また次の問題として、パートやアルバイトの方は、そもそも利用限度額の枠について大きな金額を設定してもらえない可能性がある、ということです。

失敗しない!カードローン選びレッスン

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