三井住友銀行カードローンは住宅ローンの審査に影響しますか?

三井住友銀行カードローンは、金利年4.0%~14.5%、極度額10万円~800万円のカードローンです。三井住友銀行カードローンを利用していると、住宅ローンに影響しないかを心配している人がいますので、簡単に解説してみます。

三井住友銀行は、三大メガバンクの1つであり、知名度、信用度共にトップクラスです。消費者金融でお金を借りている人はあまり良くないイメージを持たれることがありますが、三井住友銀行でお金を借りている人はイメージが下がるどころか、むしろステータスになります。よって、ただ三井住友銀行カードローンを借りているだけならば住宅ローンで不利になるようなことはありません。

三井住友銀行には、「ライフイベント応援パック」という住宅ローン利用中のお客様限定のカードローンがあります。金利は3.0%~8.0%という通常のカードローンよりもはるかに好条件となっています。これは、三井住友銀行が住宅ローンとカードローンの併用を認めているという証です。

ただし、現在進行形でお金を借りている人は、審査に影響することがあります。例えば、「年収300万円の人がカードローンで100万円を借りている」という状態では、高い確率で融資を断られるでしょう。その一方で、「年収が1000万円の人がカードローンで100万円借りている」というケースなら、あっさり審査に通る可能性が高いでしょう。大切なのは、年収に応じて無理のない金額を借りるということです。

返済負担率という基準も参考になります。例えば、借金の返済が毎月10万円ならば、年間返済額は120万円になります。この人の年収が480万円なら、返済負担率は25%(年間返済額120万円を年収の480万円で割って計算)となります。この返済負担率の理想は、25%と言われています。この場合、借金の返済で120万円を使っても残り360万円を生活資金にあてられるので、余裕のある生活ができるという考え方になります。

もしも返済負担率が25%を超えていても、ローン審査には通る可能性はあります。しかし、理想の返済負担率である25%を超えている場合、その後の生活がやや苦しくなる可能性がありますので、なるべく理想の返済負担率の基準は守っておいたほうがよいでしょう。

結論として、三井住友銀行カードローンを利用していても、返済負担率の基準を満たしていれば住宅ローンの審査に通る可能性はあります。

ただし、三井住友銀行カードローンの返済で延滞をしていると、別の意味で不利になってしまいますので、延滞をせずに良好な利用をしていることが条件になります。

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